ついに来年(2025年)4月から写真の4号特例が変更となります。
簡潔に言いますと、木造建築の規制が厳しくなるということです。
今までは木造平屋・2階建てまでは規制が緩かったと言えます。
震災で全壊・半壊のほとんどが木造住宅という事実がそれを物語っています。
昨今の災害の多さもありまして、規制にメスが入ったとも言えます。
今まで簡素化できていた申請作業が煩雑になり、業務委託するなどの必要が出てきますので
建築費に影響も出てきます。要するにまた建設費が高くなるということです。
木造でありながら審査省略していない業者さんもありますので、その場合はそれほど価格への影響はないと言えます。
特に信州では『暖かい家』フレーズの人気が高く、それだけで選ばれるケースもあります。
私も寒がりなので全館空調の建物案内をしますと、とてもいいなと思います。
スポットを暖かさに当てるとそうですが、今回の4号特例改正は耐震にスポットを当てた
形となります。
もちろんどちらも重要ですが、やっと改正まで来たかということも本音です。
これで新築需要はますます減ってしまう可能性も出てきました。
逆に既存の中古住宅・中古マンション流通がより活発になってくると思われます。
YouTubeなどでは2025年建設業界大革変などといった動画も良く上がっていますが、
大変さは出てくると思います。
建設業界に入ってくる若い人が極端に減ってきているので、それはそれは大変だと
おっしゃっておられました。
少子高齢化をそれほど深く考えたことはなかったですが、必要な食料や物が単純に減っていくことになりますので、連動して働く場所も減ってくるということになります。
そうなると仕事の多様化が広まってくると思いますので、それはそれで楽しみです。
4号特例改正前には来年2月くらいには打合せ完了することがマストになってきますので、
これから住宅選びをされる方は少し駆け足でお進めください。
今日は底冷えがしますが、お気をつけてお過ごしください。
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